研修生が綴るコースのリアル
こんにちは。今日はワースタ生が初めに覚える海の生き物について書こうと思います。
ワーキングスタディコースでは、ダイブマスターになったあと、実際にお客さまを海へお連れしてガイドをします。
独り立ちするためにはブリーフィングに安全管理にコントールの方法に…といろいろできるようになって検定に受かる必要があるのですが…
やっぱり海のガイドは海の生き物を知らなければ!
ということで、コース中に海中生物の名前や、どんなところにいるか、なにを食べるのかなどなど、というような特徴を覚えるわけです。
と、ここで最初の写真のクマノミ、なにクマノミかわかりますか?
はい、そうです!ハマクマノミ!
白い一本ラインが特徴ですね♪
では次の写真はなにクマノミ?映画で有名なニモのモデルとなったクマノミですよ。
そう、カクレクマノミですねー!
3本の白いラインで、真ん中のラインの形が特徴的です。
実は沖縄では6種類のクマノミを見ることができます。ニモで有名になったこともあり、海遊びに来てくれる方の多くが見たいー!と思うお魚。見た目も可愛く、必ず抑えておきたい生き物なのです✨
なので、この6種を見分けて名前が言えなければとても恥ずかしい…🤭
ということで6種全部一気にご紹介。(すでに出た2種は省略)
見分けられましたか?
並べてみると違いがわかりやすいですね。
ハマ、クマノミ、カクレはそれぞれラインの本数が1〜3本なので、いちハマ、にクマ、さんカクレと覚えやすいですよ🙂
あ、でもハマクマは小さい時に二本とか三本ラインがあることもあるので注意してね。
色や模様ももちろん大事な判断材料ですが、最初のうちは成長具合(ステージ)や個体差で変わる色合いなどに翻弄されるかもしれません…
そんな時はホストとなるイソギンチャクに注目してみましょう!
それぞれ好みの種類があるので、セットで覚えるともっと見分けやすくなりますよ👍
顔馴染みになれば一目で判るようになるので、結局会いに行くのが覚えるのに一番良い方法です😄
ちなみにフィリピンには日本にいない頬にトゲのある奴がいます。
とても攻撃的なので私はあまり好きじゃない…笑
またクマノミは基本的にイソギンチャクの範囲内で動いてくれるので(トウアカは例外)、写真を撮るのにも良い練習台になってくれます。
いる場所も殆ど変わらない(たまにイソギンチャクごと移動する場合あり)ので、水中の道標にもなってくれるんです✨
最高ですね😁
春先から卵を産みつけて、世話する様子なんかも観察できるので、気にしてみていてください🐠
それでは今日はこの辺で。
…でも最初に教えるのは危険生物だったわ、と書きながら途中から思い始めたのでした。笑
Ai Higa