大浦湾のウミウシたち | ダイビングインストラクターカレッジ 沖縄

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研修生が綴るコースのリアル

大浦湾のウミウシたち
投稿日:2021年01月05日

冬の海と言えばやっぱりウミウシ。干支の丑年に因んで、今年は(も?笑)ウミウシ推しで行こうかな。

大人気のピカチューこと
ウデフリツノザヤウミウシ

例年12月頃から徐々に増えてくるウミウシたちは、ダイバーの間で人気の生物の一つです。

種類が多く、そのカラフルな色合いは私の目を楽しませてくれるので、潜っているといつも無意識に辺りをキョロキョロと探しちゃいます。

見つけるのがまた楽しかったりするんですよね。

カラフルだとついカメラで撮りたくなる現象はもちろんこの生き物でも発揮されます。笑

ミカドウミウシの若い個体

大浦湾の北側エリア、カヌチャの海でも冬はいろいろなウミウシが出てきますよ。

まずは頭楯目のウミコチョウたち。

キイロウミコチョウ

ちっちゃいけど存在感のある鮮やかなキイロが特徴です。最大でも5mm程度にしかなりませんが、カヌチャでは時期になると個体数が増えるのか、探せば意外と見つかるウミウシです。

2個体寄り添っているムラサキウミコチョウ

こちらも体色がキレイ。発色の良い紫が目をひきます。こんな見た目だけどなんと泳ぐこともできるウミウシ🙌ひらひらしている側足を羽ばたかせてぱたぱた泳ぐ姿も可愛らしいのです。

キマダラウミコチョウ

こちらはちっちゃい割に動きが速いのでいつも撮る時は止まれーとついつい願ってしまうやつ。写真の個体はやや薄めな子です。

次は私の中でtheウミウシの形が多いドーリス亜目の仲間から。

ユウグレイロウミウシ

最近日本語の名前(和名)がついた好きなウミウシの一つです。

ゾウゲイロウミウシ

透明感のある配色がお気に入り。ここでは個体数の多い普通種ですが、出会うと嬉しかったりします。

交接中のゾウゲイロ

ここからは枝鰓亜目、ミノウミウシの仲間たち。

セスジミノウミウシ

カヌチャにはこのウミウシの餌になるヒドロ虫の仲間が多く、時期になるとあちこちで見られます。少し日を遮るような岩陰を覗いてフサフサしたものがあったらじっくり探してみると良いですよ。

ルージュミノウミウシ

この派手なこもセスジミノと似た環境によく見かけます。探せばどちらかは見れるかもしれませんね。

と、これ以外にもまだまだた〜っくさんの種類がいるのでまたおいおい紹介しますね!今年はまだ見ぬウミウシにもいっぱい会えるといいなぁ。

ちなみに私が大浦湾で見た一番レアなウミウシがこれ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2011年に一度だけ出会ったボブホクヨウウミウシ。またあえるといいな。

最後はカヌチャでは見たことないけど、なんか牛を想像させるパンダツノウミウシでしめます。

ではまた。

Ai Higa

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